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都立国際高校バカロレア(IB) 2022年海外大進学実績の衝撃「開成・日比谷よりIBコース」

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IBスコア平均は高校で日本一「高校受験から名門海外大なら開成・筑駒・日比谷より都立国際のバカロレアコース」が定着

海外大進学に特化した受験情報サイトで、都立国際高校のバカロレアコース(IBコース)の進学先やスコア平均点が凄すぎると話題になっている。2021年のスコア平均は世界平均を大幅に上回る37.8点。一条校(法的に規定された日本の高校)としては実力は日本一。東京の最上位のインターナショナルスクールにも肉薄する数字だ。都立国際高校のバカロレアコースはここ数年の圧倒的な海外実績が認められ、近年は筑駒、日比谷、開成の3校に合格する実力を持つ最上位層が、都立国際高校のバカロレアコースを第一志望にするようになってきた。その実力とは-。

2021年の海外大の進学実績

都立国際高校の海外大合格実績は増え続け、2021年には121名と3ケタを突破した。世界ランクで東大を超える名門大への合格も増えてきた。速報値のバカロレアコースの合格実績は下記のようになっている。

バカロレアコースの生徒数を踏まえると、日本の高卒認定を得られる一条校としては日本一だろう。

その内容は秀逸だ。アジア最高峰のシンガポール国立大学(NUS)に進学者が出ているのには海外大進学関係者の間でも驚嘆の声があがった。こういう選択肢が、都立国際高校に在籍していると自然と入ってくるのだ。「東大か、シンガポール国立大か」これが都立国際高校のバカロレアコースの選択だ。また、同じシンガポールの南洋理工大学(NTU)に2名、世界ランキングでアジアNo.1の工科大学である。

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の学部合格者が出ているのも面白い。社会科学、人文科学の分野で世界最高峰に位置づけられる大学だ。ロンドン中心部に位置し、日本人の学部生は10人程度とされる。

アメリカのブラウン大学といった、いわゆるアイビー・リーグの全米最高峰の大学群にもしっかり合格を出している。

「北のハーバード」と称されるカナダ最高峰のトロント大学には8名の大量合格。ここまで挙げた大学はいずれも、東大を上回るレベルの大学である。

次の目標-IBDP平均スコアは40点超えに本気で取り組む

都立国際高校バカロレアコースの魅力は、普通高校としては日本一になったIB平均スコアだ。2021年の平均37.8点は、入学者の質と、3年間の質の高い教育の両輪がそろっていないとまず不可能だ。

他校と比較してみよう。中高一貫校の東京学芸大学附属国際中等教育学校は、スコア平均が33点。私立高校で最先端とされる玉川学園IBコースの平均が30点台前半だ。すでに都立国際高校のバカロレアコースが別格のレベルであることが分かる。

次の目標は、夢の平均スコア40点超えだろう。日本のインターナショナルスクールでトップの数字を出しているのが、Kインターナショナルスクール(KIST)で42点を出している。1997年に設立され、3歳からの外国籍の子供を中心に受け入れる学校だ。2015年に36点の平均点を出すと、2019年に39点、2021年には42点と点数を向上させ、世界のIB校ランキングでトップ20に入った。

都立国際高校は「IBDP平均スコア目標は40点超え。インターナショナルスクールを超える」ことを次なる目標にするという。Kインターナショナルスクールと同様に、進学実績が出る→評判が高まる→優秀な生徒が入学する→教育の質が向上する、という好循環が起きている。

都立国際高校の平均スコア40点超えは時間の問題だろう。

予想偏差値は75を突破。筑駒から志望変更した大手塾生徒も

都立国際高校の偏差値も上昇の一途を辿っている。入試問題が特殊なため、参考偏差値に分類されるが、予想偏差値は75。比較対象は日比谷高校、開成高校、筑波大附属駒場高校などになる。

大手進学塾でも、海外大進学にも詳しい塾では、最優秀な生徒にあえて都立国際高校のバカロレアコースを勧める機会も増えたという。「都立国際高校のバカロレアコースが第一志望。ダメなら筑駒か日比谷」という生徒も珍しくなくなってきた。

選抜は英語の筆記試験、英語の面接試験、数学活用能力問題、小論文、個人面接で決まる。2022年の倍率は約4倍で昨年よりも上昇した。

都立国際バカロレアコースの驚異的な躍進はまだまだこれからだ。

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