中学受験・高校受験のタイムリーな情報を掲載

中高受験新報

未分類

神奈川・学力向上進学重点校の指定校を予想する

投稿日:


■エントリー校は17校! 2018年より10校を選抜へ!

神奈川県教育委員会は12月14日、1期目の県立高校改革実施計画を発表しました。統廃合の高校名が公表されたほか、学科の新設、変更など、今後慌ただしく神奈川公立高校の様相が変わりそうです。

 

進学校関連では、注目の新しい学力向上進学重点校についてが公表されました。以下が、新しい学力向上進学重点校の指定に必要な5項目です。

 

①主体的・協同的な学びの教科指導を展開し、高いレベルの能力育成のため、達成するべき学力水準を示している。

②県教委実施の生徒学力調査結果の結果により、高い学力が身についている。

③生徒の7割以上が、在学期間中に英検2級程度以上の高い英語力を取得している。

④全国規模の大会の取り組みなど、学校の教育活動全体を通じて豊かな人間性や社会性を育み、その成果をあげている。

⑤難関大学への現役進学に高い実績をあげている。

改革素案から、特色検査の実施必須の要項が削除されました。これは明らかに、特色検査を実施せずに全県屈指の進学校に躍進している川和高校を、学力向上進学重点校に入れるためでしょう。

このように見ていると、②、③、⑤、の3項目において、在校生の学力レベルが極めて重視されていることが分かります。単純に考えて、全県模試やWもぎなどでの入学者偏差値の高い学校が選ばれることになりそうです。

それに加えて、公立高校の進学校にふさわしく、学力一辺倒ではなく、部活動などの大会でも成果を上げることが求められているのが④の項目です。

現時点での重点校指定希望のエントリー校は、横浜翠嵐高校、川和高校、柏陽高校、横浜緑ヶ丘高校、希望ヶ丘高校、横浜平沼高校、光陵高校、湘南高校、鎌倉高校、厚木高校、相模原高校、多摩高校、平塚江南高校、小田原高校、茅ヶ崎北陵高校、大和高校、横須賀高校の17校です。

旧学力向上進学重点校であった、秦野高校や追浜高校が消えました。エントリーすらしていません。理由は明白で、以前の生ぬるい重点校指定とは異なり、今回は10校程度に限定して、学力重視の指定校選定になりますから、秦野高校や追浜高校の学力レベルで選ばれることはまず不可能。負け戦はしないということです。

では、この中から選ばれる10校はどこになるのでしょうか。

 

■横浜翠嵐、湘南、川和、柏陽の4校は確実。当落線上の学校も……

以下が予想される学力向上進学重点校への指定校です。

 ◎指定確実

横浜翠嵐高校、湘南高校、川和高校、柏陽高校

 

〇指定ほぼ確実

厚木高校、平塚江南高校、小田原高校

 

△指定争う

横浜緑ヶ丘高校、多摩高校、相模原高校、横須賀高校

 

△△指定漏れ可能性大

光陵高校、希望ヶ丘高校、茅ヶ崎北陵高校

 

✖指定可能性はゼロ

横浜平沼高校、大和高校

 

 横浜翠嵐高校、湘南高校は指定から漏れる可能性はゼロ。2校は今後も、神奈川公立高校を牽引します。加えて、川和高校、柏陽高校までの4校は、全県模試の合格確実圏偏差値が71を超えており、生徒学力は他の指定希望校を突き放します(川和高校は今年初めてこの偏差値帯を超えました)。湘南高校と川和高校は部活動の実績も極めて良好であり、④の項目もトップクラス。文武の両方ともに申し分ない実績です。したがって、横浜翠嵐、湘南、川和、柏陽の4校は絶対安泰です。

厚木高校、平塚江南高校、小田原高校の3校も、地域を代表する公立進学校として存在感は強く、上述の4校に次ぐ進学実績を残していますから、指定の可能性は極めて高いでしょう。地域バランス的にも、これら3校は欠かせません。しいて言うなら、厚木高校は近年の難関大進学実績の低迷が顕著で、入学者偏差値も下降気味。気がかりなのはそれくらいでしょうか。

指定を争うことになるのが、横浜緑ヶ丘高校、多摩高校、相模原高校、横須賀高校です。これらの中から、1~2校の指定漏れが出る可能性があります。実績的に突き抜けているわけではなく、微妙な位置です。地域バランスを考慮すると、政令指定都市の相模原市、川崎市から1校ずつということで、多摩高校と相模原高校の2校が選ばれるとも予想できますが、多摩高校は全体的な実績が下落傾向。横須賀高校も三浦半島で唯一の公立進学校として選ばれそうですが、実績はイマイチ。横浜緑ヶ丘高校は、同じ横浜市内で重点校指定当確の横浜翠嵐高校、川和高校、柏陽高校の3校があるため、競合が多いのがネックです。

 光陵高校、希望ヶ丘高校は、選ばれる可能性は低いと言わざるを得ないでしょう。指定希望校の中では進学実績がイマイチですし、横浜市内には競合校が多すぎます。茅ヶ崎北陵高校も、地域バランスを考慮して入る可能性も残しますが、実績的には厳しい状況。

横浜平沼高校と大和高校の2校は、学力向上進学重点校指定の可能性は皆無に等しいでしょう。 


-未分類

Copyright© 中高受験新報 , 2022 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.