高校生向けおすすめ電子辞書ランキング2014年編

　高校生向け電子辞書といば、カシオとシャープの一騎打ちの戦い。売り上げではカシオが幅広い商品ラインナップで１位を守り続けています。が、高校生向け電子辞書というカテゴリでは、シャープの「Brain PW-SH1・SH2」を１位とさせていただきました。「SH1」は2014年モデル、「SH2」は2015年最新モデルです。

　この電子辞書の魅力から紹介しましょう。コンテンツ数は共に150コンテンツ160動画。大学入試センター試験の１４科目に完全対応していて、ごく一部を抜粋すると、「スーパー大辞林」「旺文社全訳古語辞典」「ウィズダム英和辞典」「ジーニアス英和辞典」「山川 日本史・世界史辞典」「Z会 入試に出る日本史・世界史・地理用語＆問題」「旺文社 物理・化学・生物事典・地学用語集」「高校数学解法事典」「センター試験 政治・経済集中講義」「徹底例解 ロイヤル英文法」「出口現代文講義の実況中継」「英単語ターゲット1900」「世界史・日本史 年代暗記ターゲット」「キクタン」などなど。

コンテンツ数だけに注目してはいけません。カシオの高校生向け電子辞書と比較したとき、数はほぼ互角でも、中身には差が出ます。シャープは大学受験生に絶大な人気のある「実況中継シリーズ」の参考書や、Ｚ会の参考書を入れており、コンテンツの質の面ではシャープに軍配が上がります。

次に検索機能。コンテンツにばかり注目が集まり、あまり重視して見ない人が多いようですが、実際には一番使用頻度の高い機能ですから、使い勝手の良さは重要です。シャープの電子辞書には、カシオにはない「全文検索」の機能があります。これは、見出し語以外の説明文も含めた全文から検索するという機能。これが調べものの際は本当に重宝します。検索機能ではシャープの電子辞書が勝っています。また手書き入力もシャープに軍配。例えば英単語を調べようとするときに、カシオは５マスですが、シャープは枠なしで自由に書くことができます。

次に、シャープ電子辞書の最大の売りである動画について。１６０の動画コンテンツがついています。例えば、「アポロ１１号」と調べたら、誰もが知る感動的な月面着陸の瞬間の動画が。「花粉」と調べたら、受粉の仕組みを説明する動画が流れます。必須機能ではありませんが、ヒマつぶしに動画を見たりすると楽しいですね。ちなみにカシオは「学校の勉強に動画は必要ない」というスタンスです。

価格2014年モデル「」は決して安くはありませんが、大学受験の対応度、動画重視、検索機能の使いやすさ、拡張性の高さの４項目からすると、現時点で最高レベルの高校生向け電子辞書であることは間違いないでしょう。詳細な内容はPW-G5300公式サイトをご覧ください。