デスクライト(卓上スタンド)おすすめベスト4 2017年版


■デスクライトの選び方は!?

デスクライト(テーブルランプ・卓上スタンド)を選ぶ際のポイントは何でしょうか。
インテリアとして考えると、デザインは一つの基準になるかと思います。最近は、本当に様々なテーブルランプが販売され、奇抜なデザインも目立ちます。
機能面で考えるのであれば、蛍光灯タイプLEDタイプか。蛍光灯と比べて電球が非常に長持ちする点で、LEDタイプは優れていますが、従来のLEDランプには決定的な欠点がありました。「多重影」といって、複数の影が出てしまう現象です。テーブルや机に複数の影が映ると、気持ちが悪いのです。しかし、最近は多重影対策をしたデスクスタンドも増えてきました。
今回は、家電批評雑誌や日経新聞の家電ランキングの実際の専門家の意見を集約して、ベスト3のおすすめランキングを作成しました。この中から選べば後悔することはありません。購入の参考にしてみてください。2017年の最新のランキングです。

■1位 「自然光 LEDデスクライト PRO」

~長時間の使用を考えるなら本製品がベストバイ~

自然光 LEDデスクライト PRO(ホワイト) LEDデスクスタンド W

光の調節は5段階調整可能。光の照射角度を変更できるティルト機能も搭載。消費電力も少なく経済的。4つの調光モードがあり、読書、勉強、リラックス、おやすみと、場面に応じた調整が可能。さらに便利なのは、スマートフォンや携帯音楽プレイヤーなどを充電することができるUSBポートがついていること。細かい心配りがうれしいところ。
価格は、はっきり言って高いです。廉価製品も多い中で、1万円以上します。しかし、長時間の使用による体への負担を考えると、この製品が間違いなくベストバイ。安物を買って、健康を失わないように。

■2位 「Panasonic LEDデスクスタンド 置き形 SQ-LD521」

~パナソニックならではの安定した製品の作りは高評価~

Panasonic LEDデスクスタンド 置き形 シルバー SQ-LD521-S
パナソニック(Panasonic) (2014-06-20)
売り上げランキング: 4

2位はパナソニックのデスクスタンド。「文字くっきり光」を売りにしてるように、勉強や読書などに最適の色温度と明るさで均一に照らせます。可動性が高く、高さを一定に保ちながら横に移動も可能。この自由自在の動かしやすさは使う上で大変便利です。20%から100%の調光ボリュームも搭載。さすがパナソニックの安定した作りです。

■3位 「Mospro LEDデスクスタンド」

~激安なのにタッチボタンにUSBポートなど充実の機能に驚き!~

3位は2000円以下の激安デスクスタンドがランクイン。2016年までは、現4位製品が激安デスクスタンドのNo.1売り上げ製品でしたが、2017年は順位が入れ替わり、この「Mospro LEDデスクスタンド」が売れています。
今までの激安デスクスタンドは、価格が安い代わりに、明るさの調整機能がなく、電気を付けるか消すかだけのシンプルなつくりでした。この激安デスクスタンドは、三段階の明るさ調整があり、軽く触れるだけで光るタッチパネル機能も搭載。さらにUSB充電機能まである超充実の機能です。さらに、アーム部分も好きな角度に自由自在に調整可能。この安さでここまで多機能なデスクスタンドが出現するとは驚き!
残念な点を挙げれば、最大の明るさに調整するときは、わざわざ3回タッチしなければいけないところがやや面倒。明るさは最大にしても、勉強時などある程度の明るさが欲しいときはやや暗いと感じるかも。それが気になるなら、1位~2位製品を買うべきです。とにかく1円でも安いデスクスタンドが欲しいという価格重視派にとっては、間違いなくベストバイです。

■3位 「GENTOS LEDデスクライト ルミリオン S56 」

~3位商品の台頭で目立たなくなった激安品 明るさはこっちに軍配~

GENTOS LEDデスクライト ルミリオン S56 【明るさ 160ルーメン】 白 DK-S56CWH


おすすめ電子レンジ一人暮らし 2017年版

※この記事は2017年1月13日に最新内容に更新されています。

 一人暮らしの必需品である電子レンジ。市場には、オーブン機能やグリル機能といった多機能電子レンジが出回っていますが、一人暮らしならそんな機能は不要でしょう。今回は、めったに使わない機能は除外して、温めと解凍のみの単機能タイプのみで比較。一人暮らし用に最適な低価格の電子レンジをランキング化しました。一人暮らし用の電子レンジの購入を検討している人は参考にしてみてください。ランキングは2017年版です。

 

1位:パナソニック「エレック単機能レンジ22L NE-EH228」

  2017年現在売り上げ1位!「自動あたため」が最強の電子レンジ!

 

パナソニック 単機能レンジ 22L ホワイト NE-EH228-W
パナソニック(Panasonic) (2015-09-01)
売り上げランキング: 1
TWINBIRD 電子レンジ60Hz DR-D265W6 ホワイト DR-D265W6

低周波治療器おすすめベスト4 2017年版

■肩こりや腰痛を自宅で治療! 低周波治療器が人気のワケ

「肩こりや腰痛がつらくて困っているけれども、マッサージや整体に通う余裕がない……」 

そんな人におすすめなのが、自宅で簡単に治療ができる低周波治療器。身体に電流を流すことによってマッサージをすることができる機械です。

かつての低周波治療器といえば、5~6万円はするような高額のイメージが強く、家庭用とはいえ、気軽に購入できるような値段ではありませんでした。

ところが、ここ数年で低周波治療器は大きく進化。手軽に購入しやすい1万円以下のモデルが増えているのです。「種類がありすぎて、どの低周波治療器を選べばいいのかわからない!」という人も多いはず。

今回は、家電批評雑誌、日経新聞などの家電評価、実際の使用してみての感想を踏まえて、2017年向けの総合ランキングを作成。この中から選べば、後悔することはありません。購入の際の参考にしてみてください。

 

 ★忙しい人のための 4製品比較早わかり★

  • 1位「オムロン HV-F128」→総合力1位で迷うならコレ
  • 2位「オムロン HV-F5200」→2017年現在で性能No.1。性能重視ならコレ
  • 3位「伊藤超短波 AT-mini II 」→スポーツ選手愛用。運動をする人はコレ
  • 4位「パナソニック EW-NA63」操作がシンプルで簡単も性能は△

 

■1位. 「OMRON エレパレス 低周波治療器 HV-F128」

 ~10年以上継続して売り上げNo.1! コストパフォーマンス抜群~

OMRON エレパレス 低周波治療器 HV-F128
オムロン(omron)
売り上げランキング: 1

オムロンといえば、京都に本社を置くヘスルケア製品の最大手。国内はもとより、海外の家庭用血圧器などの医療機器でトップシェアを誇る世界的企業。

この低周波治療器は、低価格にもかかわらず機能が充実しているところが特徴。もみ方や部位に応じて選ぶ12の自動コース、症状に合わせた5つのこだわりモードを搭載しており、その症状や部位に応じた最適の低周波治療が受けられます。例えば、腰や関節の急な痛みを感じたら、痛み専用の「すっきりコース」で。1200Hzの高い周波数の刺激で痛みを和らげます。肩こりなどを集中的にもみほぐしたいなら、「ポイント&ワイドモード」で。

刺激の強さは10段階で調整可能。長時間の使用を避けるために、一定時間が過ぎると自動的に電源が切れる仕組みになっています。使用するときは、2枚の電源パッドを体に張り付けるだけ。本体はリモコンサイズの小型機種で、旅行先への持ち運びもできる携帯型。電源は単四電池で動作。

パッドは水洗いをすることによって粘着力が回復します。これは消耗品なので、粘着力がなくなったら、別売りのパッドを購入する必要があります。あえて欠点を挙げるとすれば、毎日使っていると、思いのほかパッドの粘着力が弱くなるスピードが速いことぐらい。弱くなったら水洗いをすれば、寿命は延びます。

この価格帯で、これだけ満足度の高い低周波治療器を販売するとはさすがオムロン。気軽に、コストパフォーマンス重視という点で、文句なしのベストバイ認定。迷うならこの製品です。

なお、似たような製品として、後発機の「OMRON(オムロン) 低周波治療器 Elepuls HVF900JE4 エディオンオリジナル 」があります。インターネット上で「HV-F128と、Elepuls HVF900JE4のどちらが良いのか違いがわからない!」という声がありました。結論としては、マイナーチェンジのみでほぼ性能に違いはありません。大きな違いは、お好みの強さの調節が10段階から15段階に変更できるようになって点ぐらい。それならば、価格の安い「HV-F128」がおすすめ。性能重視なら、この機種ではなく、2位で紹介する「HV-F5200」を買うべきです。

 

■2位. 「オムロン 電気治療器 HV-F5200」

 ~性能最強の家庭用低周波治療器! 性能重視ならコレ~

オムロン 電気治療器 HV-F5200
オムロンヘルスケア
売り上げランキング: 2

2位は、オムロンの最高性能を誇る低周波治療器がランクイン。家庭用にもかかわらず、業務用にも匹敵する性能の高さが特徴です。

ところで、家庭用と整骨院などで使用する低周波治療器との違いは何でしょうか。それはズバリ、電極の数です。家庭用低周波治療器の多くは、2枚のパッドを使用しますが、本製品は、4枚のパッドを使用して、整骨院並みの本格的な広域治療がおこなえます。

「そんなに違うの?」と思う人は、使用してみるとわかりますが、4枚のパッドで広く効率的に電流を流すことによる効果は、一般的な家庭用低周波治療器と比べて段違い。この製品を使ってしまったら、もはや安い2枚パッドの製品には戻れません。

さらに、家庭用の低周波治療器にはほとんど採用されていない温熱治療の機能があることも特徴。治療を行う場所を温めることで、血行を改善して、症状を和らげることができます。幹部を覆う「温熱サポーター」は大きいので、広い範囲を一気に温めます。目安の時間は1回15分。ダイアルで低温、中温、高温の3段階に調整可能です。業務用にしかないような機能が、家庭用機器に搭載しているとはなんとも贅沢です。

本体は小型とは言い難く、旅行先に気軽に持って行けるサイズではありません。あくまでも性能重視。こりと痛みごとに分かれたボタンはわかりやすく、高齢者あっても扱いやすいでしょう。こりは6つの部位に自動コースを搭載。お好みの手動コースで、細かく設定することも可能です。痛みには、肩間接、ひじ関節、腰、ひざ関節といった部位ごとの自動コースを搭載しています。

本体の背面には、4枚のバッドを収納するポケットが付いていたり、電源コードは巻き取り式ですっきり収納できるといった、頻繁に使用する人の立場にたった本体のつくりもさすが。

欠点は三つ。携帯性はなく旅行先へは持ち運びにくいこと、毎日使用しているとパッドの消費は意外と早いこと(消耗品なので仕方がないですが)、そして価格が高いこと。

しかし、業務用にも匹敵するような本格的な低周波治療器が家庭でも使用できるとなると、決して価格が高いとは言えないと思います。性能重視派であれば、本製品が間違いなくナンバー1のベストバイ。価格相応の性能の高さは折り紙付きです。

 

■3位. 「伊藤超短波 低周波治療器 AT-mini II

 ~運動をしている人に◎ 高価だがプロのアスリート使用の本格仕様~

 

 3位は、伊藤超短波の低周波治療器「AT-mini II」です。企業名をご存じない人が多いでしょうが、伊藤超短波は、1916年に東京で設立され、大正時代には日本初のラジオ放送局設立にもかかわった一流企業。品質の高い国内生産の医療機器を多く生産しています。

この製品は、日常的に運動している人向けの低周波治療器です。マラソンランナーとして活躍した猫ひろしさん、間寛平さんが使用していることでも知られ、日常的なケアが必要なスポーツ少年にも人気があります。ごくごく普通の低周波治療器を求める人は、この製品は向いていません。

第一印象は「軽っ!小さっ!!」乾電池を含んで60gというのは、低周波治療器で最軽量です。サイズも超コンパクトで、外出先にもっていくのにかさばりませんこんなに小さいのに、12時間の連続使用が可能なので、旅行先で長い時間使えます。

 

実際に使用すると「刺激をまったく感じない!本当に効いているの!?」という感想を持ちました。1位~2位製品と違って、本機種は微弱なマイクロ電流を流すので、電流のピリピリを全然感じません。家電批評家も「よほど体の調子が悪くない限り、電流は体に感じない」という感想でした。そして、疲れた筋肉に貼り付けると、ちゃんと筋肉が回復しています。電流を感じない最大の良さは、寝ているときに違和感なく使用できることでしょう。

運動系に特化した製品であり、価格も高い点は注意が必要で、1位~2位製品のような汎用性はありません。しかし、スポーツをしている人にとっては、1位~2位製品を超える最高の低周波治療器になるはず。「筋肉痛に悩む息子にプレゼント」というのもおすすめ。スポーツ少年&スポーツ少女にとっては間違いなくベストバイです。

 

■4位. 「Panasonic 低周波治療器おうちリフレ EW-NA65」

 ~リラックス用としては〇だが性能は△ 価格が下がるのを待ちたい~

低周波治療器といえばオムロンが有名ですが、パナソニックも出しています。この「全身用 低周波治療器 おうちリフレEW-NA65」は、2015年販売の新しい製品。肩こりや全身の疲れを癒す6つの自動コースを搭載。

操作ボタンは非常にシンプルで、誰でも簡単に操作可能。また、体を温めるヒーターも搭載しています。使い勝手は良いですが、治療器としての性能は、やはりオムロンの方が上であると言わざるを得ません。価格も性能を踏まえるともう少し安くなるのを待ちたいところです。

2017年度 進路希望調査から予想する神奈川県公立高校入試 [平成28年度]

神奈川県教育委員会は11月23日、10月に公立中学区生を対象に実施した中学3年生の進路希望調査結果を公表しました。今年の神奈川県内の公立中学校3年生の生徒数は、前年度より404人少ない6万9965人です。

県内の全日制公立高校の希望率は80.7%で、前年の81.3%から0.6%低下しました。県内外の私立高校希望率も10.3%から0.3%下がり10.0%にとなりました。全日制高校への進学希望率が低下する一方で、2017年度は通信制高校への進学希望率が上がっています。また、進路希望未決定率も上がりました。

神奈川では近年、公立進学校の復権が目覚ましく、横浜翠嵐高校を筆頭とするSSKH(翠嵐高・湘南高・川和高・柏陽高)が最難関校として大学合格実績を伸ばし続けています。ここでは、主な公立進学校の希望者数の推移から、2017年度の公立高校入試を予想したいと思います。

 

※過去9年間の希望者数推移を示しています。前年比で△は増加、▼は減少、=は10名未満の変動です。

 


 

■最難関SSKH4校

~横浜翠嵐高校が過去最高の大激戦入試へ 学芸大附属からも流入~

 

○横浜翠嵐高校 504→666→580→523→620→781→694→732→786 △

○湘南高校—- 534→506→571→418→854→735→773→781→681 ▼

○柏陽高校—- 485→523→424→296→451→521→514→556→578 △

○川和高校—- 641→682→689→474→771→723→804→708→625 ▼

 

神奈川を牽引するSSKHの最難関4校は、全県模試やWもぎで合格確実圏偏差値が70を超える最高峰です。今年は『週刊東洋経済』や『週刊ダイヤモンド』といった有名雑誌の特集記事で、相次いでSSKHが特集されました。学力トップ層は、ますますこの4校に集中してきており、大学合格実績で他校を突き放しつつあります。

今や神奈川の公立復権の象徴的存在となった横浜翠嵐高校から見ていきましょう。前年より50名以上希望者を増やし、786名は過去最多の希望者数です。2017年度入試は、史上最高の大激戦の入試となること間違いないでしょう。

大切なのは、人数だけでなく、受験者の層も上がってきているという点です。多くの進学塾関係者が口をそろえて、「学力トップ層が、学芸大附属高校や開成高校よりも横浜翠嵐高校を選ぶようになってきた。」と言います。今春の東大現役合格者数18名は、あの共学最難関に復権した都立日比谷高校に次ぐ全国公立2位の実績。横浜翠嵐高校のライバル校である東京学芸大学附属高校と比較しても、東大現役合格率はあまり変わらなくなってきました。

中高一貫校ではない高校単独校で、これだけの大学合格実績を出せる学校は、全国でもほとんどありません。現中3生は“最強世代”になることは確実で、東京学芸大学附属高校とは完全に地位が入れ替わることになるでしょう。

逆に湘南高校は、過去5年間で最も少ない希望者数となりました。横浜翠嵐高校と湘南高校は人気を二分しますから、横浜翠嵐に人気が集まる年は、湘南の人気が下がります。

飛躍的に大学合格実績を伸ばす川和高校は、柏陽高校と偏差値が並びました。急激な入試の難化が敬遠され、希望者数は減りましたが、志望者の学力はむしろ上がっています。大学合格実績も、将来的には柏陽高校を超えるようになるでしょう。校風の違いから、勉強も運動部も全力で頑張りたい文武両道型の生徒は、横浜翠嵐よりも川和を選ぶ傾向にあるようです。

柏陽高校も近年最多の希望者数となりました。理系に強い学校のイメージですが、最近は競合する横浜サイエンスフロンティア高校の陰にやや隠れ地味な存在になっていました。しかし、横浜サイエンスフロンティア高校が来年度より中高一貫校化するため、それを嫌がった理系志向の受験生が柏陽高校に戻ってきています。

 

■地域有力進学校 

 ~前年とは一転、希望者の減少相次ぐ上位進学校~

 ~多摩高は新校舎で希望者過去最多、横須賀高は近年最少で難易度低下か~

○神奈川総合高校- 318→324→334→540→367→442→432→417→393 ▼

○サイエンスフロンティア高校 437→409→333→354→444→447→498→408→365 ▼

○光陵高校——- 275→341→326→332→223→276→300→403→396 ▼

○横浜平沼高校— 608→579→545→576→563→526→470→476→453 ▼

○希望ヶ丘高校— 453→397→474→442→541→500→439→545→529 ▼

○横浜緑ヶ丘高校- 373→430→470→455→538→585→602→568→575 =

○多摩高校——- 382→488→400→257→424→440→532→525→607 △

○小田原高校—– 454→456→427→423→435→439→531→445→430 ▼

○茅ヶ崎北陵高校- 461→477→419→539→428→436→405→378→408 △

○鎌倉高校——- 486→455→418→435→620→518→501→661→630 ▼

○大和高校——- 471→414→410→470→490→494→478→559→534 ▼

○横須賀高校—– 391→376→385→375→381→392→405→407→353 ▼

○平塚江南高校— 338→341→366→393→333→338→382→406→379 ▼

○相模原高校—– 362→355→347→412→413→389→443→477→421 ▼

○厚木高校—-  403→495→465→471→497→585→513→507→530 △

 

昨年度は10月時点の希望調査で、光陵、希望ヶ丘、鎌倉、大和、横須賀、相模原の6校が近年最多の希望者を集めるなど上位校への希望者集中が顕著にみられました。今年度は、打って変わって上位校への希望者は減少。大部分の高校に減少を表す「▼」マークがつくことになりました。

横浜サイエンスフロンティア高校の希望者は前年より40人以上減り365人。5年ぶりの少なさとなりました。難関大学の合格実績が好調だった半面、中高一貫校化がかなり敬遠を受けた模様です。公立進学校の良さは、国私立高校のような中高一貫校ではないから、全員同じ条件で学校生活がスタートするところです。中学生と一緒の高校生活を快く思わない受験生が多かったのでしょう。数年前に中高一貫校化した市立南高校は、今年度も現段階で定員割れ。超不人気校化しています。横浜サイエンスフロンティア高校も、市立南高校ほど極端ではないにせよ、高校受験の人気がなくなっていく可能性があります。

減少が目立つ中で、多摩高校の希望者が大きく伸びています。前年よりも80名以上増やし607人。この数字は、近年で最多の希望者数となります。新校舎の効果は大きく、高倍率の激戦になりそうです。

ここに掲載されている学校以外での注目校は海老名高校です。地域2番手校ですが、398名の定員に対して1002名という尋常でない希望者が集まりました。全県模試によると、模試段階で第一志望記入者が前年よりも4割増加していたということなので、今年に関しては異常な人気といえるでしょう。前年は1.32倍でしたが、このままでは1.6倍を超える大激戦入試となること必至です。

他にも、市立戸塚高校、金沢高校、新城高校、市立橘高校、上溝高校、藤沢西高校が、倍率2倍以上となり人気を集めました。

一方で、鶴見高校、新羽高校、田奈高校、横浜旭陵高校、瀬谷西高校、横浜緑園高校、保土ケ谷高校、横浜桜陽高校、永谷高校、 金井高校、市立南高校、磯子高校、氷取沢高校、釜利谷高校、大師高校、生田東高校、菅高校、麻生高校、上鶴間高校、城山高校、 相模原青陵高校、津久井高校、大楠高校、逗葉高校、三浦臨海高校、茅ケ崎西浜高校、寒川高校、平塚湘風高校、 二宮高校、小田原東高校、大井高校、大和南高校、綾瀬西高校などは1倍未満で、10月時点では希望者が定員を埋めるほど集まっていません。

希望者が極端に少ない理由は様々で、 田奈高校や平塚湘風高校のような地域で最も偏差値の低い学校を敬遠したり、市立南高校のような中高一貫校を敬遠したり、相模原青陵高校のように将来統廃合で消えてしまう学校を敬遠するといった要因です。

あくまでも10月時点での希望調査結果ですから、今後も希望者数や倍率は大きく動きます。受験生は過度に数字を意識せず、志望校に向かって頑張りましょう。


www.pref.kanagawa.jp

 

 

併願優遇のすべて (東京・神奈川)


私立高校が実施する「併願優遇制度」とは?

公立高校や都立高校が第一志望である受験生に対して、滑り止めに利用してもらうために私立高校がおこなっている一般入試の制度を併願優遇と呼びます。以下では、東京や神奈川で併願優遇を実施する私立高校の一般例を説明します。

 

併願優遇を実施する私立高校は、「5教科内申合計が20以上」といった内申基準を出します。この基準をクリアすれば、その私立高校の合格がほぼ保証されます。つまり、併願優遇においては、内申点だけで合否のすべてが決まります。使用される内申点は、中311月ごろに中学校から発表される数値(仮内申と呼ぶ)です。

 

この内申点基準をクリアして、中学校の先生との三者面談で「私立A高校の併願優遇制度を利用したい」と伝え、許可をもらいます。

 

1215日以降には、三者面談の決定事項を踏まえて、中学校の先生が、私立A高校に出向いて、併願優遇を利用する生徒のことを伝えに行きます。これを入試相談事前相談)と呼びます。私立高校側が了承をすれば、この時点で事実上の合格となります。

 

210日以降の私立高校の一般入試日に、併願優遇を利用する生徒は受験をします。ただし、入試相談の時点ですでに合格が確約されているので、不合格となることはありません。つまり、カタチだけの形式的な受験です。その後にある合格発表によって、正式な合格となります。

 

つまり、流れとしては

1.内申点の基準が達している

  

2.三者面談で併願優遇利用の旨を伝える (11月~)

  

3.中学校の先生による入試相談で事実上の合格 (1215日~)

  

4.2月の一般入試を経て正式に合格 (210日~)

というものになります。

 

併願優遇のメリット

・「行く高校がある」という安心感

12月段階で、進学可能な高校を1校確保することができます。「行く高校が確保されている」という安心感を得られることが最大のメリット。受験生は安心して、第一志望の公立高校や都立高校に向けた勉強に専念できます。

多くの公立中学校では、この併願優遇を用いて、高校を確保させることが重要な任務となっています。公立中学校の進路指導では、「進路未決定者」を1人も出さないことが最大使命だからです。「併願優遇で滑り止めの私立を1校確保してくれれば、ほかはどの高校を受験してもかまわない。」と言う先生も多いようです。

 

併願優遇のデメリット

便利な併願優遇ですが、デメリットが数多く存在します。

進学先に対する縛りの規定

併願優遇による受験において、「第一志望の公立高校に不合格であった場合は、必ず本校に入学しなければならない」という規定のある私立高校が多くあります。この場合、併願優遇で受験する私立高校以外の私立高校を併願受験することができません。もしも第一志望の難関公立高校が不合格で、進学先が併願優遇で確保した滑り止めの中堅私立高校となった場合、本人の実力からすると著しく不当な進学先と言わざるを得ません。

ほかに、もっとレベルの高い私立高校を併願で受けたい受験生は、「ほかの私立高校との併願を認めるか否か」の規定を確認してください。もちろん、他の私立高校との併願も認める併願優遇を実施する学校も多くあります。

 

私立高校の生徒層の問題

併願優遇を実施する私立高校は、入学者の大部分が公立不合格組で占められることになります。第一志望ではない生徒が大半のために、高校に対する愛着や愛校心が少ない傾向にあります。また、世間からはどうしても、「○○高校は公立の滑り止め校」というレッテルで見られます。公立の難関高校を目指していたのに、不合格で滑り止めの私立高校に進学した場合、レベルが低いために、自尊心が保てない生徒が多いのも事実として知っておくべきです。

 

非正規教員の比率の高さ

併願優遇を実施する私立高校の教育レベルは、必ずしも高いものではありません。これは、私立高校側はもちろん、学校や塾の先生もあまり積極的に教えてくれない情報です。

そもそも併願優遇を実施する私立高校は、公立不合格者を大量に集めて、授業料をがっつり集めて収入を増やすことを目的にする学校が多いです。それゆえに、生徒数が非常に多い学校が多く、しかも、学年によって生徒数の差が大きく異なってしまいます。このような私立高校は、生徒数やクラス数が読めないこともあって、非常勤講師の比率が高い傾向にあります。(非常勤講師とは、つまりはアルバイトのような先生です)

20121013日の朝日新聞にて、私立高校のアルバイト先生の比率が著しく増えているということが大々的に報じられました。なんと、私立高校の平均して約4割が非正規の教員だというのです。もちろん、これはあくまでも平均ですから、生徒数の不安定な私立高校であれば、もっと非正規教員の比率が高いことは想像に難くありません。(私立高校も、偏差値の非常に高い私立高校や有名大学附属高校は非正規教員比率は低いです)

都立高校は正規の教員の比率が私立高校と比べて非常に低いですから、教員は長期的な視野に立って指導ができます。また指導経験豊富な教員が多いです。非正規教員の多い私立高校では、先生の入れ替われが非常に多く、指導に専念ができません。(私立高校は教員の入れ替わりが少ないというのは幻想です。)さらに付け加えると、併願優遇を実施する私立高校は、もともと商業高校や工業高校であった学校が多く、正規教員といえども、実は大学受験指導の経験のほとんどない先生が多いという事情もあります。

このような情報は、私立高校の学校説明会へ参加しただけでは絶対に教えてくれません。私立高校は、受験生をできるだけたくさん集めて、収入を増やすことを目的としていますから、良い情報や、誇張された情報だけを提供します。私立高校の受験を視野に入れるときは、このような実態も知っておいた上で、冷静に判断したいものです。



 

文京高校、進学実績が躍進の秘密


国立大に過去最多の23名合格! 評価高まる文京高校

豊島区の文京高校の進学実績の躍進が止まらない。2016年度は、国公立大学に23名の大量合格。ついに、都立3番手校昇格の一つの基準である国公立大20名オーバーを実現した。国公立大合格者数は、10名→17名→23名と年々に増えている。10年前、文京高校からの現役の国公立大学合格者は、なんと0名であった。それが、信じられないような実績を出すにまで、進学校として伸びてきた。ここ数年の学校改革の成果が如実に実績に表われている。

国公立大学だけではない。早慶上智+MARCHの難関私大も、前年の72名から96名へと着実に増やしている。今春は、難関私大への現役の進学者も過去最多であった。

受験関係者からも「予想を上回る進学実績の躍進。入学時の偏差値と比べて実績が高く、入学後に学力が伸びている」と驚き、文京高校を称賛する。その原動力とは。

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↑文京高校は、近年は塾関係からの評判が高い。「塾生を安心して入学させることができる進学校」と言われている。堅実でマジメな校風と、大学受験指導の熱心さから、遠方から通学する生徒もいる。

「国公立クラス」設置で、国公立大を本気で狙う進路指導

学費の安さから人気の高い国公立大学。しかし、都内から通学圏内の国公立大学はどこも難易度が高く、1年次からの幅広い勉強が必要不可欠。文京高校の学力層は入学時から「国公立大はムリだ」とあきらめている生徒も多かった。

しかし、文京高校は、この学力層を本気で3年間で育て、ストレートで国公立大学へ合格するためのノウハウを結集。特に国公立大への進学を希望する生徒に、特別クラスである「国公立大クラス」を設置した。国公立クラスは、他のクラスよりも高度な内容を扱い、授業進度も早い。

学校全体では、模試の分析会、出願校の検討会を実施し、一人ひとりのきめ細かなサポート体制を構築。平日や土曜日には受験対策のための特別講習を開講。予備校並みの量と質を誇る校内無料夏期講習会、自主学習マラソンの取組、夜7時近くまで開く自主学習室、サポートティーチャー制度では、文京高校卒の有名大学現役生のサポートを受けることもできる。

徹底した大学受験指導の強化から、国公立大クラスはもちろん、国公立大クラス以外からも、国公立大や難関私大合格者が当たり前に出るようになった。進学塾などから「面倒見の良い進学校」として評判は大きく上昇。高校入試偏差値も年々に上昇するスパイラルに突入し、勢いがついてきた。

マジメな生徒が多い校風に好感 文武両道で運動部も実績

文京高校の校訓は「至誠一貫」だ。何事にも誠の心を持ち、ひたすら実践せよという意味。この言葉が象徴するように、文京高校は良い意味でマジメで堅実な生徒が集まっている。髪を染めたり、バイトに明け暮れるような生徒はいない。昔ながらのちょっと硬派な進学校だ。

何でも自由、自由を志向する中学生にはちょっと向かないが、マジメに中学校生活を取り組んでいて、高校生活でも、勉強、部活、行事にすべてに全力で取り組みたいという生徒にマッチした学校。この校風が、近年大きく評価され、地域からの評判を勝ち得ている。

部活動は運動部を中心に実績良好。野球部、水泳部、陸上部、ソフトボール部、文化部では吹奏楽部などが活躍する強豪だ。

都立3番手校に仲間入りへ 国公立大30人オーバーは確実!

文京高校の大学進学実績の躍進は、まだまだ止まることはない。文京高校のVもぎ・Wもぎの偏差値は、ここ数年で上昇の一途をたどっており、入学者のレベルも年々上がっているからだ。

竹早高校、小松川高校、都立城東高校、北園高校、白鴎高校といった、いわゆる「都立3番手校」の難関校グループに、文京高校はついに仲間入りを果たした。2017年度入試以降、さらに難化していくのは必至だ。

国公立大の実績は、今後も上昇を続け、3年以内には30名を超えるレベルにまでなるだろう。早慶上智といった難関私大も今後一気に増えていきそうだ。

中学生の方やその保護者は、良い意味で、文京高校の現在の進学実績は参考にならない。入学者レベルの急上昇から、さらに高い実績になることは今後、確実だからだ。

 私立高校が中高一貫教育に傾倒しすぎて、高校入学者への教育力が低下して問題になっている昨今、文京高校のように、高校入学者しかいない進学校は貴重な存在になりつつある。

都立3番手校に躍進した文京高校の今後の躍進に、まだまだ目が離せない。



西東京市立田無第四中学校が日比谷合格数2位の快挙

■意外!? 西東京市立田無第四中学校が日比谷高校全国2位 

東大53名、国立医学部36名など全国共学校の最難関として圧倒的な進学実績を出している日比谷高校。ここ数年で「開成高校よりも日比谷高校」という受験生の志向が強まり、公立中学生の「内進生を気にせずに、自分たちが主役になれる高校へ行きたい」という高校単独校人気を如実に反映した入試結果でした。

3-4年以内に東大70~80名を超えることが確実といわれる日比谷高校に多くの合格者を輩出している中学校はどこでしょうか?

2016年の出身中学一覧を入手し調査した結果、東京学芸大学附属竹早中といった国立大附属中や、文京区立第六中、江戸川区立清新第一中、千代田区立麹町中といった名門公立中を抑えて、意外な学校が全国2位だったことが判明しました。

西東京市立田無第四中学校です。大部分の中学校が1名合格者がいるかどうかの中で、5名もの大量合格を果たしています。

■落ち着いた校風 都立進学校が選び放題の地域

西東京市立田無第四中学校は、落ち着いた校風で、高校進学実績も毎年堅調です。ずば抜けて学力層が高いというわけではありませんが、日比谷高校や都立西高校、都立国立高校の出身中学別合格者を閲覧すると、必ず西東京田無第四中学校がランクインしています。

周辺は閑静な住宅街。近くにに武蔵野市や三鷹市といった自治体が隣接します。武蔵野市や三鷹市の公立中学校といえば、都立トップ校に毎年多く合格を出す名門公立中が集中している地域。土地柄、難関都立高校を目指しやすい地域といえます。

田無第四中学校から通学圏の地域は、魅力ある都立の進学校が集中している地域で、一定学力さえあれば、校風や教育方針の個性豊かな都立高校が選び放題です。

都立トップ校は、日比谷高校、都立西高校、都立国立高校の3校すべてが通学可能圏内。都立武蔵高校、立川高校、国分寺高校、新宿高校といった都立2番手校の難関校や、多摩科学技術高校のような全国から注目を浴びる理系専門進学校も通学圏です。

わざわざ中学受験しなくても、西東京市立田無第四中学校から都立進学校にしっかり実績があるので、高校受験をすれば十分という環境は魅力です。

多摩地区に限れば、かつて中学受験で多摩地区の雄であった私立の桐朋高校が大きく凋落して、難関校の地位から転落しました。多摩地区の東大現役合格者数は1位が都立国立高校、2位が都立武蔵高校と都立勢が上位独占していて、私立高校は実績を後退させています。

「西東京市立田無第四中学校→都立高校→国公立大学」というルートを歩みやすい良質な環境です。転居を検討中の方は、ぜひ西東京市立第四中学校の学区を検討してみてはどうでしょうか。

都立昭和高校、進学実績躍進中!


■都内有数の大学実績の伸び!都立昭和高校のすごさ

都立昭和高校の大学合格実績の伸びには目を見張ります。安田教育研究所がまとめた首都圏の高校の3年間の伸び率では、全都トップクラスの驚異的な伸び。

ここ数年で、多摩地区において進学校としての昭和高校の存在感が増してきました。4年間でどれだけ伸びたのか、具体的な数字で見てみましょう。

■昭和高校の難関大学進学実績 2013年→2016年

国公立大学 1名→18名  ↑↑

早慶上理  1名→22名  ↑↑

MARCH 46名→117名 ↑↑↑

一昔前の昭和高校といえば、日本大や東洋大、駒澤大といったいわゆる “日東駒専”がメインの進学先でした。それが、上記の通り、明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大のMARCHの難関私大進学者が、ここ数年で急増。大量の進学者を出すようになり、「昭和高校で普通にしっかり勉強すれば、MARCHは合格できる」と断言できるまでになりました。

昭和高校は現役の大学進学率が高いことも特徴で、不本意で浪人してしまう生徒が少ない学校です。昭和高校の進路指導が「1年次から大学入試を意識し、現役での志望大学合格」を目標にしていることも大きいでしょう。MARCHは9割が現役での合格者数です。

また、難関の早稲田大、慶應義塾大、上智大、都内の国公立大学の合格実績も、今までの数名と比較して大躍進。いずれも2桁の合格が出るにまで成長しました。

■英語・数学は学力別少人数授業、夏休みは50講座を超える無料講習

 昭和高校は、東京都教育委員会から、学校改革を全面的にバックアップする「アドバンス校」の指定を受けました。このことから、面倒見の良い進学校を目指した進学校としての体制の充実が進んでいます。

普段の授業は、国公立大学やMARCH以上の難関大学進学を意識した内容とカリキュラムを組んでいます。差のつきやすい英語・数学はレベル別の少人数授業。得意な科目はどんどん伸ばして、苦手科目は基礎・基本を徹底します。

夏休みなどの長期休業中は、50講座以上の講習が無料で開かれます。予備校に通わなくても、昭和高校の授業と講習だけで十分に難関大受験に対応できるようになっています。学力上位層をさらに伸ばすための講習だけでなく、成績不振者向けの補習も実施されていて、落ちこぼれをつくらないよう努めています。

1~2年次は年3回の全国模試を実施して、早い時期から、全国レベルでの実力を把握できるようになっています。模試のデータを3年間積み上げて、先生たちによる出願検討会を開き、一人ひとりを丁寧に分析し進路指導するのは昭和高校の面倒見の良さ。

「面倒見の良い進学校」の評判を得てきた昭和高校は今もなお学校改革を進めていて、ますます学校の体制は充実しそうです。

■「二兎を追い、二兎を得る」部活動や行事も盛んな昭和高校

 昭和高校のスローガンは、「二兎を追い、二兎を得る」つまり、大学受験に向けた勉強だけでなく、3年間で思いっきり、部活動や学校行事に全力投球する校風です。

部活動は参加率が9割を超える盛んさ。西東京でベスト8にまで進出する実力を持つ野球部、連続でインターハイ出場を記録している陸上部、ソフトテニス部や弓道部もインターハイ出場を決めるなど、結果を残す実力派の部活動が多いのが特徴です。

学校行事では、1年次に実施する白馬移動教室が最初に経験する大きな学校行事。何十年も続く昭和高校の伝統行事です。最大行事は昭高祭。4000人の来場者を記録する一大イベントです。


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■新校舎でますます飛躍の都立昭和高校!

 昭和高校は新校舎が昨年に完成。ガラス張りの開放的な雰囲気。「白馬ラウンジ」など、現代的な最新設備の校舎で学ぶことができるのはうれしいですね。

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 昭和高校の入学者偏差値は年々に伸びていて、日野台高校、小金井北高校、調布北高校、武蔵野北高校、多摩科学技術高校といった、いわゆる都立3番手校に追いつきつつあります。

国公立大学の合格実績も、3年後には40名以上出す地域有数の進学校に成長する可能性が大です。かつての都立3番手校、南多摩高校が完全中高一貫校となり高校募集が停止しましたが、都立昭和高校は、その代替として、都立3番手校の進学校に成長しそうです。


SAPIX中学部、都立トップ校重視に大転換の衝撃

■都立トップ校重視へ! SAPIX中学部の歴史的大転換

都内に15校舎を展開する大手進学塾、SAPIX中学部が、高校入試戦略を大転換させて注目を集めています。都立トップ校進学重視に舵を切ったのです。

SAPIX中学部は1990年代以降、難関国私立高校志望者向けのハイレベルな進学塾としてのブランドを確立。開成高校、筑波大学附属駒場高校、東京学芸大学附属高校といった難関校の多数の進学者を出してきました。

ところが、国私立高校の高校募集は減る一方で、2000年に武蔵高校が高校募集を停止、2011年には海城高校が募集停止。さらに女子校の豊島岡女子学園高校も募集人数を減らし続けています。

また、高校募集を継続する私立中高一貫校は大学合格実績を悪化させる学校が続出。かつて高校入試の御三家の一つに数えられた桐朋高校は、都立躍進の煽りで低迷。巣鴨高校や城北高校も東大合格者数の減少が止まりません。

国立大附属高校の低迷はさらに顕著で、東京学芸大学附属高校は100名台だった東大合格者数が50名台にまで減少。今春は日比谷高校に東大合格率で逆転され、共学首位の座を譲りました。東京学芸大学附属高校は入学者の質の低下が止まらず、30名台程度まで今後下落することは避けられない情勢です。筑波大学附属高校に至っては、完全に都立トップ校の併願校レベルにまで下がってしまいました。

 

■開成高校の高校募集人気が大低迷 日比谷や西に人気奪われ

SAPIX中学部がかつて売りにしていた国私立高校の高校募集が全般的に低迷する中でも、開成高校だけは、一定の人気を保っていました。

ところが、その開成高校も2010年代に入ると、都立トップ校人気の煽りを受け低迷が顕著に。開成高校の高校募集は100名。そのうち、合格者数は繰り上げ合格を含め200名~250名を出す惨状です。

開成高校の合格者のうち、実際に入学する生徒の割合の方が低いという現実。かつての開成高校のブランド力から考えると、信じられないような入試状況です。

SAPIX中学部のような難関国私立高校を売りにする進学塾にとって、開成高校の入試低迷は致命的です。

 

■「日比谷を第一志望に、開成・国立附属を併願」に転換したSAPIX

SAPIX中学部の2016年度の合格体験記を閲覧しました。驚くべきは、日比谷高校、都立西高校進学者の併願校です。開成高校、東京学芸大学附属高校、筑波大学附属駒場高校といった最難関国私立高校ばかり並ぶのです。

例えば、日比谷高校合格者の男子は、半数が開成高校にも合格しています。昨今の都立トップ校人気と、開成高校の低迷を象徴するような進学状況です。

早稲田アカデミーでも、志望校別の「開成必勝」コースの在籍者が、実際には都立トップ校第一志望が多数派になりつつあるという話を聞きました。Z会進学教室でも、最上位のVコースのトップ層は、今年の中3では「日比谷が第一志望で、国立附属・開成が第二志望」がほとんどだと聞きました。

こうした高校入試の現状を踏まえて、SAPIX中学部も、転換に踏み切ったのでしょう。かつて「難関国私立高校第一志望の中学生向けの塾」であったのが、今は「都立トップ校第一志望、開成・国立第二志望の中学生向けの塾」に転換したのです。

 

■都立専門誌の刊行、都立トップ校予想問題集、日曜限定の「日比谷・西クラス」

SAPIX中学部が都立トップ校重視へと転換したことで、都立トップ校に関連した様々な取り組みが始まりました。

まずは、都立高校特集の冊子の作成。日比谷高校、都立西高校、都立国立高校、戸山高校、八王子東高校、立川高校、青山高校の7校をピックアップした情報誌が初めて配布されました。

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校長先生へのインタビュー、スクールカラーの比較、OB&OGインタビューなど、学校の魅力がたっぷりと伝わる情報誌です。SAPIX以外の生徒でも、校舎でもらうことができるそうなので、読んでみてはどうでしょうか。

 

東京都立高校入試予想問題集―都立トップ校に受かる!

 さらに、日曜日限定の「日比谷・西クラス」が新たに開設されました。一般生を対象に、無理なく日曜日に塾に通いながら都立トップ校対策をするクラスです。

このように、かつての国私立高校重視のイメージを払拭するほど、SAPIX中学部は都立トップ校対策に力を入れています。

 

 ■SAPIX中学部から都立トップ校を目指すメリット

 都立トップ校を目指すにあたって、進学塾選びはとても大切です。SAPIX中学部のほか、早稲田アカデミー、Z会進学教室、駿台中学部、河合塾Wings、市進学院、ena、臨海セミナーといった塾が選択肢に入るかと思います。その中から、SAPIX中学部を選ぶメリットは何でしょうか。

最大の魅力は、日比谷や西といった都立トップ校を目指しながら、併願校として筑駒、学芸大附属、開成といった国私立難関校も確保できる学力がつけられる点です。

都立トップ校を目指すということは、将来の大学入試で、東京大学、京都大学、国立医学部といった最難関国立大学を目指すということと同一です。高校入試の時点で、開成合格レベルの学力をつけておけば、大学入試での最難関大合格に向けての弾みをつけることができます。

都立トップ校を目指す中学生のみなさんが意識しなければならないのは、高校入試は通過点であって、本当の勝負は大学入試であるということ。都立トップ校に合格するためのミニマムな勉強ではいけません。高校内容までもどんどん踏み込んだ高度な勉強を、中学時代よりしていくべきなのです。

SAPIX中学部の都立トップ校志望者は、開成、国立大附属といった学校を第二志望として併願合格し、大学入試での弾みをつけようと考える仲間たちが大勢います。大学入試も意識した学力養成という意味で、SAPIX中学部は大きな魅力になるでしょう。

 

 ■国私立高校は、このままでは負のスパイラルが拡大する危機

「SAPIX中学部が都立トップ校重視に舵を切ったことは衝撃的。学力優秀層がますます国私立離れ、都立志向が加速しそうだ。」という声が教育関係者から多く聞かれました。

ご存知の通り、2016年の日比谷高校は東大53名、国立医学部36名と近年最高の実績を記録。中高一貫校ではなく、全員高校入試の学校でこれだけの実績を出せるというのは、高校受験生に夢や希望を与えたのではないかと思います。

都立トップ校人気がますます上昇するのは確実です。駿台模試によると、現中3生は、開成と学芸大附属の第一志望者が減少、第二志望が増加。その多くが日比谷や西に流れています。このことから、現中3生が大学入試に挑むころには、日比谷高校は東大に70~80名程度にまで増えると予想されています。

なぜ、国私立高校の人気がなくなってしまったのでしょうか。それは、あまりにも中高一貫校に力を入れすぎる学校側に問題があります。「中高一貫生のほうが大学合格実績が高い」という理由で、カリキュラムを中高一貫生主体に構築して、高入生に不利なシステムになっていることが第一の問題です。

さらに、学校生活全般の問題もあります。ある質問サイトで、桐朋高校を検討している中学生が「高入生が委員会活動などに参加しにくい雰囲気はありますか」という質問をしました。在校生の回答は、「委員会は入りづらいです。入学して最初の週に決めるので、高入生がクラスに馴染む前に内進生によって決まってしまいます。」というものでした。

在校生の正直な回答。中高一貫校への途中入学による問題の根源を象徴しているような気がします。部活動や学校行事、委員会活動、生徒会活動までも中高一貫生中心となる現実。これが変わらない限り、国私立高校の人気低迷は加速するばかりでしょう。

 

新宿高校のすべて 2016

 

新宿高校の大躍進が止まらない

日本屈指のターミナル、新宿駅南口より徒歩数分の場所に、新宿高校はある。高層ビルひしめく大都会の象徴のような新宿にあって、意外なほどに閑静で落ち着いた雰囲気があるのは、隣に新宿御苑が立地するからであろう。

真新しい校舎をくぐれば、部活動の練習に励む生徒たちと、校内の夏期講習に参加する生徒たちで熱気がむんむん。時は夏休み。にもかかわらず、ほとんどの生徒がいるのではと思うほど、校内は活気で溢れていた。

今この新宿高校が、とても熱いのだ。マスメディアから「東京都内で最も学習の面倒見が手厚い学校」とか「進学実績の伸びが都内一著しい学校」と紹介され、全国の学校関係者が公立・私立を問わず訪れるという。

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↑ 04年完成の校舎はピカピカ。7階には屋上プールがある。


12年間で国立大現役合格5人⇒101人という「奇跡」

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論より証拠だ。大学進学実績の推移を見てみたい。新宿高校では、浪人を含めない“現役”での大学進学実績にこだわっている。浪人合格は予備校の力と考えているからだ。(なお新宿高校は、浪人生への激励会や進路説明会を実施するなど、卒業した浪人生に対しても異例なほど手厚いようだ。)

12年前の2003年、新宿高校の国公立大学の合格者数は16人。うち現役合格はたったの5人であった。「新宿高校はもう終わった学校だ」教育関係者の間から見放され、低迷から、統廃合の対象になるという噂すらあった。日比谷高や戸山高、青山高などの近隣進学校が進学重点校に指定され学校改革を矢継ぎ早におこなうなか、「新宿高校はもう手遅れだ」という声が大多数であった。

2016年、国公立大学の現役合格は101人にのぼった。まさに激増。2003年と比較して20倍というハイペースな増加率だ。浪人を含めた国公立大合格は120名と、いよいよ当たり前に100人を超えるようになってきた。

中身の質も高い。10年前はほとんど受からなかった難関国立大の合格が増えてきた。2016年の東大4人のうち3人は現役合格だ。一橋大学と東京工業大学の合格者計6人もオール現役合格。さらに驚くべき事実は、多くが塾や予備校に通っていなかったということ。新宿高校の「塾いらず」の評判は、真実なのだ。

早稲田大、慶応義塾大、上智大の合格者数も週刊誌の「10年間で伸びた高校」において都内でトップの伸び率となった。国立大と難関私立大の現役合格に強い新宿高校の姿がよくわかる。

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↑『サンデー毎日』や『AERA』など、今年も多くの雑誌で新宿高校の大躍進が伝えられた。

私立高校には真似できない、東京一の学習面倒見の秘密

「高校入試校としては、東京都内で一番学習の面倒見が良いのではないか」との評判が塾・予備校関係者からある新宿高校。その秘密を解くカギの一つが、同校の進学指導重視型単位制という仕組みだ。

単位制高校というと、教員数が多く、大学のように自由に好きな科目を履修するというイメージがあるが、新宿高校は他校よりも約10名多い教員数を利用して、徹底した学力別の少人数授業を敷いている。

例えば、数学ならば3つのレベル別の授業となる。上手いのは人数編成で、均一ではなく、切磋琢磨が必要な上位クラスは人数が多く、個別対応で丁寧な指導が必要な基礎クラスは人数が少ない。これは最も理想的な人数構成で、「できる生徒が切磋琢磨できる環境」と「苦手な生徒が質問しやすい環境」を同時に実現しているのだ。

学力別授業のクラスは固定ではなく、定期試験のたびに入れ替わり変動する。だから、新宿生は学習へのモチベーションを保ちやすい。クラス変動の緊張感があるからである。(もちろん、新宿高校にも1年間固定の学級がある。ご心配なく。)

これを数学や英語だけでなく、理科や国語の古典にまで導入する徹底ぶり。国語の授業にまで学力別少人数授業をおこなう学校はほとんど聞いたことがない。全国でも希有だろう。だから通常はおろそかにされがちな国語も新宿生は伸びる。

授業とはまた別に、“チーム東大”や“チーム東工大”などの志望校別のグループを作って、個々の志望校に合わせた対策もしている。同じ志望校を持つ者同士が、クラスの垣根を越えて目標に向かって勉強をする。こんなところにも、新宿高校のモチベーション向上の上手さを垣間見られる。

教員数が多くても、経験豊富な中堅~ベテランの正規の専任教師が大部分を占める。これは「都立」の強みと「進学指導特別推進校」の強みだ。都立高校は私立高校と比較して、専任教師の割合が非常に高い。多くの私立高校が、派手な宣伝とは裏腹に、アルバイト型の非正規講師に授業を頼っているのとは対照的だ。

しかも新宿高校は進学指導特別推進校に指定されており、主要教科の教師は、公募制による厳しい選抜を経て合格した者しか教壇には立てない。新宿高校には、新宿高校の教育に賛同する、難関大の進学指導に強いを持つ専任教師が集まってくる。公募制だから、やる気のない教師は最初から入らない。

今年、朝日新聞やNHKなどのメディアが相次いで、東京都内の私立高校の多くが、人件費削減のために、経験が浅く責任もない“アルバイト講師”に頼っており、教員の4割を超えるという実態が報道された。詳細は「私立高校と都立高校で悩んでいる皆さんへ 」の記事を参照してもらいたい。その点で新宿高校は、教員の質という点でかなり保証されているのだ。

主要全教科を学力別少人数授業でおない、担当は大部分が専任教師。おまけに公募制による教員選抜での質保証。財政の制約が強い私立高校が逆立ちしても勝てない環境が新宿高校にはあった。

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↑高校レベルを超えた発展学習の教科があるのも魅力。ドイツ語、フランス語などの第二外国語から、電磁気演習・分子生物学・音楽基礎実習などの授業も。また東大、早稲田大、慶応義塾大などの教授が新宿高校に来校して模擬講義をおこなう授業も伝統校だからできるものだ。

伝統校だからこその学校文化ー90年続く臨海教室

 千葉県の館山。7月下旬から8月上旬にかけて、まだ新宿生になったばかりの初々しい1年生が続々と館山寮に到着する。目の前に広がる海。50名を超える新宿高OB・OGが指導員として出迎える。3泊4日の臨海教室

テレビもなければケータイもない。大都会の中の新宿高校とはあまりにも離れた環境。「よろしくお願いします」と海に一礼。OB・OG達の号令や仲間の生徒とのバディのかけ声が元気に響く。いよいよ海へ。目標は、遠く沖の島までの大遠泳。高らかと歌われる「六中健児の歌」は、府立六中時代の戦前より歌い継がれてきた新宿高校の“第二の校歌”だ。

新宿高校の歴史は、1921年創立の東京府立第六中学校にまでさかのぼる。戦前よりエリート校として名を馳せてきた名門中の名門だ。新宿高校を知るうえで、初代校長の阿部宗孝(あべ むねたか)への理解は不可欠であろう。彼は「質実剛健なる精神の涵養と、健全強壮なる身体の育成」と提唱し、徳育・体育に重きを置いた。また、「学校、同窓、生徒が一体となった大家族主義」を理想とし、いわゆる“六中大家族主義”の理念を持っていた。これらを具現化した行事こそが、今になお受け継がれる臨海教室なのだ。創立まもない1922年に第一回の臨海教室が開かれ、翌年には、現在の館山寮の元となる「塩見朝暘舎」が建築されている。

連綿と受け継がれてきた伝統行事は、名門の伝統校でしかなしえない貴重な体験だ。新宿高校には、古くから、「館山臨海教室を経て初めて新宿生になる」という言葉があるという。今年の夏も、320人の1年生が、新宿生になるための洗礼を受けたようだ。

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↑臨海教室の初日。海に一礼!

戸山に負けてなるものか!? 白熱の伝統・戸山戦

 新宿高校のライバル校はどこか。青山高校?いやいや、戸山高校(新宿区)である。新宿高校とと戸山高校は歴史的に兄弟校である。戸山高校の前身である府立四中の一部を仮校舎として開校したのが新宿高校の始まりであるからだ。

そんな兄弟校同士で1956年に始まった新宿・戸山対抗戦は、両校の運動部が学校のプライドを賭けて対決し、総合成績を争う伝統行事。新宿生は「戸山戦」と呼び、戸山生は「新宿戦」と呼ぶ。これがとにかく盛り上がる。特に高3生は、「戸山戦で引退」という部活動もあるので、必然と気合が入る。運動部の対抗試合だけでなく、ダンス部やチアリーディング部の演技披露などもあり、お祭りのようだ。

なお一時期は、新宿高校の進学校としての低迷から、「勉強では戸山に敵わない」という思いを生徒が持っていたようだが、前述のように新宿高校の猛烈な大学進学実績の追い上げによって、戸山高校も戦々恐々としているようだ。

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↑戸山戦でのチアリーディング部の披露。

都立トップ校と悩む価値あり 校風理解して新宿選択を

2016年は、新宿高校が進学指導重点校を目指すにあたって非常に大きな1年であった。東大、京大、東京工業大、一橋大と難関国立大で軒並み合格実績を伸ばし、ライバル校の戸山高校に十分対峙できる実力をつけた年となった。

新宿高校はどこまで進学実績が伸び続けるのだろうか。最新の2016年度入学生の平均偏差値資料によると、入学者の平均学力は過去最高で、現卒業世代と比較して+2程度偏差値が高い。大学の志望も、難関国立大学の志望が多く、最低でも早慶を志望しているレベルだという。

これは新宿高校が、明らかにもう一段上のレベルの進学校へ進化しようとしている過程と見て取れる。多くは語らないが、来年以後には、われわれが想定するよりさらに高い進学実績を残すのは確実であろう。

今の新宿高校は、都立トップ校(日比谷高・都立西高・都立国立高)と進学先で悩む価値は大いにある。特に、都立トップ校にギリギリのボーダーラインである中学生は、下手に都立トップ校入試に突っ込んで不合格となり、中高一貫生優遇の私立高校や、レベルの低い併願の私立高校に進学するよりも、余裕をもって新宿高校に進学したほうが、3年後の大学進学結果は良くなるという確信があるからだ。

確かにこの受験作戦は、「都立トップ校から逃げて合格有望な新宿高校を選んだ」という 、逃げの姿勢であると批判されるかもしれない。だが、現状の東京都内の高校状況を見るに、魅力ある私立高校はほぼすべて中高一貫校主体となっており、残った私立高校に魅力は少ない。それならば、高校入試では堅実な新宿高校を選択し、そこで3年間、最高の学校文化に触れながら行事に部活に、勉強に勤しみ、大学入試で攻めの姿勢をみせればいいであろう。学歴的にいえば、やはり勝負は大学入試。わざわざ高いリスクを高校入試で追う必要はない。

繰り返すが新宿高校には、都立トップ校レベルの学力を持つ生徒諸君が、大いに知的好奇心を刺激させられ、切磋琢磨し、東大などの最難関大に現役合格する環境が備わっているのだ。

新宿高校の学校文化、校風をしっかりと熟考したうえで、ぜひ受験生には最良の学校選択をしてもらいたいと切に願う。