■3種類のタイプで、一人暮らし用の最強炊飯器はどれか!?


一人暮らしを始める際に欠かせないのが炊飯器。レトルトパックのご飯を購入するよりもはるかに経済的。毎日ご飯を炊くのが面倒だという人は、数日分のご飯を炊飯器で一気に炊いて冷凍保存すれば保存もできます。一人暮らしをする際の必須の電化製品と言ってもいいでしょう。

一人暮らし用の炊飯器は、誰にでも手軽に失敗なく炊ける電気式炊飯器が主流ですが、実は3つの種類があることをご存知でしょうか。簡単な長所と短所を紹介します。

①マイコン炊飯器

ヒーターで釜の底部分のみを発熱する方式。長所は価格が安いこと。欠点は、熱が弱いので炊き上がりの質がイマイチ。

味:★★☆☆☆  価格:★★★★★

②IH炊飯器

釜全体を電磁力で発熱させて熱を釜全体にむらなく伝える方式。長所は、炊き上がりの質が良くて美味しいこと。大きな欠い。

味:★★★★☆  価格:★★★★☆

③圧力IH炊飯器

内釜に圧力をかけることで、最高レベルで熱を全体に伝える方式。長所は、一流の料理屋並みのご飯を炊けること。欠点は、一人暮らし用としては向かないほど価格が高いこと。

味:★★★★★  価格:★★☆☆☆

 

一人暮らし用炊飯器で断トツでおすすめするのは、②IH炊飯器のタイプです。「毎日おいしいご飯を食べたい!」という味にこだわる人を納得させる質の良い仕上がり、「あまり電化製品にお金をかけたくない!」という価格重視派も納得のコストパフォーマンス。このバランスが最も良い価格帯であると言えます。

今回は、大手家電批評雑誌、日経新聞の家電批評記事、当サイトの家電比較担当記者の感想の三つを融合させて、2017年版の最新ランキングを作成しました。一人暮らし用の炊飯器を求めている方々は、この中から購入していただければ、まず後悔することはないはずです。

 

■1位【ベストバイ】象印 IH炊飯器極め炊き NP-GF05XJ


~おいしいご飯を食べる機能充実!コストパフォーマンスは間違いなくNo.1~

象印 IH炊飯器 極め炊き 3合 NP-GF05XJ



象印(ZOJIRUSHI)
売り上げランキング: 1





Amazonの売り上げランキングで長らく1位を保持し続けている象印の「NP-GF05XJ」が堂々の首位ランクイン。売り上げランキングのトップが必ずしもベストバイとは限りませんが、今回の調査では、間違いなく2017年度の一人暮らし用の炊飯器のベストバイです。

この炊飯器は、先ほど紹介した②のIH炊飯器のタイプです。一人暮らしに最適な3合サイズ。家族用の大きな炊飯器に慣れていると、「小さいっ!」と思わず感想を漏らしたくなるほど。スペースの限られた一人暮らし用には、このサイズはとてもありがたい!

こんなにコンパクトなのに、おいしいご飯を炊くための様々な豊富な機能があります。例えば、「熟成炊き」は、炒飯時間を延長することで、ご飯の甘味成分をアップさせられるというもの。実際に食べ比べてみると、確かに、「熟成炊き」のほうが、お米の芯にまで水分が浸透して柔らかく、甘みも増した気がします。時間の余裕があるときは、この機能を使って、ご飯のうまみを最大限に引き立てることができます。

通常の炊飯モードは「エコ炊飯」が標準となっていて、通常の炊飯器を使った際よりも消費電力量を1割以上削減できます。なるべくお金を節約したいという一人暮らしの方々には、電気代の節約にもなるわけです。

一人暮らしに多い無洗米の愛用者のための「無洗米メニュー」も搭載して手間が掛かりません。健康重視派の人のための玄米、雑穀米、おかゆ機能も。さらに、なんと、手作りパンを作ることができる「パン発酵&焼き」メニューまで!さすがに一人暮らしの炊飯器でパンを焼く人は少数派でしょうが、こんなに小さくて価格も安いのに、とにかく多機能、高機能です。

炊飯器選びの際に意外と見落としがちな掃除の手軽さと保湿機能もグッド。洗浄は、簡単にはずせる内ぶたを水洗いして、炊飯器内もサッとひと拭きするだけで、こべりついたご飯粒が簡単に取れます。保湿機能の良さは、さすが天下の象印といった印象で、高級炊飯器に勝るとも劣りません。

3万円台だった価格も1万円台にまで下がり、コストパフォーマンスは間違いなく最高レベル。本当に小さな炊飯器なので、一人暮らし用に特化した製品ですが、ニーズに合えば最強の炊飯器。文句なしの2017年炊飯器のベストバイです。またこの機種の新しいモデルを希望する方は「象印 IH炊飯器3合NP-GG05-XT」も検討してみて下さい。

 

■2位:タイガー マイコン炊飯器3合ホワイト炊きたてミニ炊飯ジャー


~1万円を切る激安炊飯器の中では最もおいしい!価格重視派におすすめ~

2位にランクインしたのは、タイガーの「マイコン炊飯器3合ホワイト炊きたてミニ炊飯ジャー JAI―R551―W」です。この製品は、炊飯器3種類のうちの①マイコン炊飯器になります。

最大の魅力は何といっても価格の安さ。1万円を切る炊飯器のご飯をいくつか試食しましたが、はっきり言ってまずい。そんな中で、このタイガーの炊飯器が、唯一といっていいほど、激安炊飯器の中では「おっ、やるじゃん。」と思える味でした。

中国製の安い作りながら、黒遠赤釜を使用していて、炊きムラを極力抑えるつくりになっています。そのせいか、激安炊飯器にありがちな「やわらかいご飯とかたいご飯が混じっている」ということが、試した中ではありませんでした。ほかの購入者のレビューでも見られません。

激安炊飯器とはいっても、消費電力を抑える「エコ炊き」や、「玄米」「無洗米」「おこわ」「おかゆ」といった機能は充実していますから、一人暮らしにあたっての最低限必要な機能はすべてそろっています。(さすがに、1位製品のようにパン発酵機能はありませんが(笑))

欠点を挙げれば、電源につなぐコードがマグネット式なので、本体を少し動かすだけで外れてしまい注意が必要だと感じた点。タイマーの内臓電池は4-5年が寿命で取り換え不可な点。

そして、肝心の味ですが、「ご飯にこだわりがある!」という人は、やっぱり1位製品のような1万円以上する炊飯器を買ってください。というのも、価格が安い分、アルミ製の釜が非常に薄いです。良く言えば、とっても軽くて持ち運びが楽なのですが、どうしても、多少のむらはできてしまいます。対策としては、十分にお米を水に浸しておくこと(理想は2時間)をすれば、むらは最小限になります。

味に強いこだわりがなく、「とにかく安い炊飯器が欲しい!」という価格重視派の人にとっては、この炊飯器がベストバイ。ぜひ検討を!

 

 

■3位:タイガー  マイコン炊飯器3合シンプルホワイトレシピ付きtacook炊きたて炊飯ジャー JAJ―A552―WS


~ご飯とおかずを同時に作る!? 唯一無二のアイデア炊飯器~

3位には、ちょっと変わった炊飯器がランクイン。最大の特長はご飯を炊くと同時におかずも1品作れる点。おかずは肉や魚などの40種類以上のメニューがあり、炊飯釜とは別のプレートで作るので、ご飯におかずの味が移ってしまう心配はありません。

「おかずプレートにレトルト食品をそのまま入れて同時調理している」という声や、「時間をかけて冷凍ハンバーグを過熱するので芯までアツアツで美味しい」といった声が聞かれました。上手におかず機能を利用すれば、料理が楽しくなりそうです。ただし、個性的な機能ゆえに、この機能を使わなかったら、単なるどこにでもある炊飯器。なかには「面倒で結局おかず機能は使わず炊飯機能だけ……」なんて声も。

注意点として、炊飯とおかずの同時調理の時のみ、炊飯は1合までで白米メニュー限定となります。同時調理でなければ炊飯は3合まで可能です。また、この炊飯器は無洗米、おかゆ、玄米、おこわには対応していません。炊飯機能は本当にシンプルです。

おかず機能を魅力に感じるなら選択肢の一つに考えてもいいでしょう。おかず機能に魅力を感じなければ、カラフルなデザインを除けばあまり特筆すべき点はありませんから、候補に入れる必要はないでしょう。一部のニーズ向けの一人暮らし用炊飯器です。

 

■4位:アイリスオーヤマ 炊飯器 IH 3合 銘柄量り炊き 米屋の旨み RC-IA30


~IH調理器として利用可能な点と水量自動計量が斬新! だが保温機能に致命的な欠点あり~

アイリスオーヤマ 炊飯器 IH 3合 銘柄量り炊き 米屋の旨み RC-IA30-B




第一にこの炊飯器は、台座部分と切り離しが可能で、IH調理器として利用が可能です。わざわざIH調理器を購入しなくても、この1台で両方を兼ねてしまうという優れもの。さらに、水量自動計量機能がすごく便利。炊飯の時の水の量をセンサーが自動で計量してくれるので、面倒な水量の調整から解放されます。この他の炊飯器にはない2つの機能は斬新で、評価する声が多く挙がりました。

しかし、あまりにも致命的な欠点が……。それは保温機能の悪さ。「炊いたご飯が5-6時間で硬くなってしまう!」との声が多数寄せられました。保温機能も12時間で切れてしまうので、ある程度長い時間、保温機能を使用するという人からはマイナス面を指摘する声が続出しています。他メーカーにはない機能面は素晴らしいだけに、このデメリットが残念すぎます。

価格も安いとはいえず、コストパフォーマンス的には微妙でしょう。保温機能をあまり使わないのでしたら購入の検討もあり。保温機能を多用する人は、この炊飯器を選んではいけません。