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小山台高校 硬派の進学校がなぜ人気

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■古き良き “硬派”な進学校 質実剛健の小山台高校

「華の都立3番手」と呼ばれるほど、いわゆる都立3番手校の難関進学校は、学校生活の充実度で評判の高い学校が多いことで知られます。

都立三田高校は、帰国子女の受け入れ校として国際理解教育の名門として有名な都会派の洗練された校風。都立駒場高校は、保体科を有するハイレベルな文武両道の名門校。北園高校は、ドイツ語をはじめとする第二外国語教育の名門として名声を高めています。

小山台高校は、これらのライバル校とは一線を画した学校かもしれません。校風は、いまどき珍しい質実剛健。旧制中学以来の、飾り気のなく、真面目でたくましさを感じる気風が受け継がれています。なんでも自由、自由を好む生徒には向いていないかもしれませんね。まじめな生徒が多く、古き良き硬派な進学校なのです。

最近は小山台高校の教育が雑誌の特集記事で紹介されることが増えました。理工系に強い進学校として、OBから理系の内閣総理大臣を輩出したり、野球班が甲子園出場を果たし、卒業生の大部分が難関大学に現役合格して話題になったり、進学情報誌からは、「大学進学実績の伸びている高校」として注目を浴びたり……。

改めて、小山台高校の魅力とは何なのか。なぜこれほど人気があるのかを探ってみました。

■理工系大学進学の名門! 国公立大実績は都立2番手校水準

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理系の大学進学には昔から評判の高い小山台高校。カリキュラムを見れば一目瞭然。高校2年次までに、化学・物理・生物のうち、受験に必要な2科目を終了してしまう効率の良い教育課程。3年次には、大学入試に向けた実践演習に集中できるよう配慮されています。

さらに、小山台高校の伝統「理科講義実験」では、化学・生物・物理の3分野に分かれて、普通の高校では行わない高度な実験を行ったり、大学の先生を招いて最先端の科学について学ぶ機会があります。

2015年の国公立大学の合格者総数は94名と100名に迫る実績を出していて、都立2番手校の新宿高校や青山高校にも引けを取りません。例年、理系最難関大の東京工業大にも合格者を多く出していますし、医学部入試にも対応しています。

入学時の偏差値と比較して極めて高い進学実績を残しているのは、3年間で学力がしっかりと身についている何よりの証拠です。

■都立No.1と誉れ高い運動会! 一致団結の応援は圧巻!

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小山台高校といえば運動会!都立No.1の運動会との評判高い有名行事で、地元をはじめ多くの観客を集める小山台最大のイベントです。

8クラスが青、赤、白、黄の4つの団に分かれ、1年間をかけて準備を行います。その熱狂は凄まじく、小山台高校卒業の出身者が集まると、まず「運動会は何団だった?」という話から始まるほど。

最大の見物は応援団を中心とした応援合戦!華の応援団長を中心に繰り広げらる一糸乱れぬ応援合戦は圧巻の一言。

閉会式では、チームに関係なく肩を組んでの校歌の大合唱です。小山台生の団結と母校愛を感じる一場面です。

■班活で青春! 甲子園出場の野球班、全国大会出場多数のブラスバンド班!

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小山台高校では、部活動のことを「班活動」と呼ぶ伝統があります。進学校ながら、班活動は非常に活発で、強豪として知られる班も多くあります。

最も有名なブラスバンド班(他校でいう吹奏楽部)は、全国大会に多数出場の名門で、全とから小山台のブラスバンド班に憧れて生徒が入学します。

野球班は甲子園に出場したことで大きな話題となりました。卒業生の大部分が、現役で難関大学に進学したこともマスメディアで注目されました。私立の野球部強豪校は、文武別道が多いのに対して、小山台高校では、班活動も勉強も手を抜きません、その結果、甲子園出場校としては異例の、部員の大部分が難関大学進学という結果につながりました。

男子バレーボール班も、都立屈指の強豪として知られ、関東大会出場経験も豊富です。また、都立では珍しい本格的な器械体操班があることでも知られ、初心者でも体操専門コーチによる指導を受けることができます。

理系に強い高校らしく、理科に関する班活動も活発です。小山台高校には、物理・ラジオ班化学班生物班天文班の4分野の班がそれぞれあり、活発に活動しています。

■同窓会による独自の海外留学制度がすごい!

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「小山台高校卒は就職に有利」と聞きますよね。高校人脈に関する書籍を見ると、小山台高校の人脈は全国屈指だと紹介されています。日本の経済界を牽引する経団連の御手洗冨士夫氏も小山台出身。内閣総理大臣まで輩出するほどですから、小山台の人脈は意外なところで役に立ちます。

高校人脈の強さは同窓会にも表れています。全国で最も同窓会組織の“強い”学校として知られる小山台高校。同窓会による独自の海外留学制度があり、英国語学研修では、イギリス南部にホームステイをしながら、語学研修を受けることができます。

交換留学制度では、イギリスとドイツの学生と交換留学生として交互に派遣しあいます。日本から派遣されお世話になるホームステイ先の学生が、翌年には小山台高校に来てお世話になります。

■小山台高校に合格するには? ほかの検討すべき高校は?

小山台高校は「都立3番手校」に所属していて、近隣では三田高校、竹早高校、都立駒場高校、北園高校、白鴎高校、小松川高校、都立城東高校、墨田川高校、文京高校、大泉高校、都立富士高校、豊多摩高校などと同じ進学校群です。

ただ、「都立高校偏差値表」を見ていただければわかるように、都立3番手校の中では最難関であり、難易度は都立2番手校(青山高校・新宿高校・両国高校など)に匹敵するレベルにまで近年は上がってきています。

小山台高校は、近年非常に評判が高まっていることや、大学進学実績が大きく上昇していることから、毎年のように偏差値は上がり続けています。したがって、Vもぎ、Wもぎで偏差値を見るときは、やはり合格確実圏に入っているかどうかを確認したいところです。ギリギリの偏差値の場合は、志望校を変更することも視野に入れましょう。

都立の志望校は、必ず第一志望のほかに、1ランク下の第二志望校も決めなければなりません。小山台高校が第一志望だった場合、もしも今後の模試で偏差値が届かず厳しかったとき、志願先を変更することになるからです。

参考までに、小山台高校のライバル校である、23区内の付近の都立3番手校を特徴とともに簡単に紹介します。志望校選択の参考にしてみてください。

◎都立三田高校 

:都立初の帰国子女受け入れ校であり国際理解教育の名門。英語教育は有名。温水プールの設備を完備しており水泳部など盛ん。

◎竹早高校

:100年以上の歴史ある伝統校。部活動はダンス部盛んなほか文化部が活発。自由な校風で行事も盛り上がる。

◎都立駒場高校

:「ハイレベルな文武両道」を掲げる文武両道の名門。保体科もあり、運動部の強さは都内屈指。複数の体育館や開閉式プールも。サッカー部、陸上部、柔道部、バスケ部、水泳部など強豪。

◎北園高校

:信州北園プロジェクトなどの独自の教育と難関大実績の向上で近年注目を集める。第二外国語教育の名門で、希望すれば3年間継続して学べる。ドイツ語教育は全国随一の名門として有名。校内に食堂がある。

◎白鴎高校

:旧制府立一女の由緒ある名門校。規律やマナーを大切する方針でマジメな生徒が多い。日本の伝統芸能の継承に力を入れ、長唄三味線部、和太鼓部、囲碁・将棋部が強豪。現役プロ棋士や歌舞伎界の子弟も在学するなど名家の子弟が通学することで有名。近年、東大など難関大実績の伸長が著しい。

◎小松川高校

:創立100周年を迎えようとする伝統校。女子の制服は最近は少なくなったセーラー服で、この制服を着たいからという理由で志す女子生徒も多い。国公立大学に強く、近年は大量合格を果たす。時計台がシンボル。ボート部やサッカー部などが盛ん。校歌は難易度の高さがTVで紹介された。

◎都立城東高校

:「スポーツの城東」の言葉で知られるスポーツ系、体育会系の進学校。運動部比率が極めて高く、都立No.1の強さで2度の甲子園出場経験のある野球部ほか、バスケットボール部、卓球部、陸上部など強豪だらけ。

◎墨田川高校

:進学指導重視型の単位制高校。そのため、教員数が多く面倒見抜群。主要科目のすべてが学力別の少人数授業。特進クラスもあり進学指導重点校並みのハイレベルな授業を展開。体育祭は独自の「属」という制度で分かれ、応援団による応援はテレビで紹介されるほど有名。


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