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北園高校、2016年の進学実績が過去最高に

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学校改革が見事に奏功!北園高校が熱い

 板橋区の北園高校が2016年度の大学進学実績を発表。教育関係者が驚くほどの躍進ぶりに注目が集まっています。学校改革を進めてきた北園高校の努力が如実に進学実績として反映されてきました。論より証拠。2011年から2016年までの国公立大学の進学実績を比較してみましょう。

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進学校の指標として最も重要な国公立大学の数値に注目してみました。北園高校は一時期、進学校として低迷していた時期があり、国公立大学には10名前後しか合格できていませんでした。

ところが学校改革が進むにつれて国公立大学合格者数も比例して増加。2016年は、44名という、北園高校の過去20年で最高の数字を記録しました。「国公立大学進学に強い北園」のイメージが高まっています。

難関私大の合格実績も大きく伸びています。早慶上智やMARCHはわずか4年間で1.5倍以上に伸長。10年前の実績と比較すると3~4倍の伸び率。北園高校から国公立大、早慶上智という進路を十分に目標にできる立派な数字です。


信州北園プロジェクト! ユニークすぎる北園の教育

 北園高校の教育はとにかくユニーク。他校とは一線を画した独自路線を突っ走っています。まずは「信州北園プロジェクト」。学校、同窓会、同窓会財団、信州が一体となって進める北園独自の教育プログラムです。

信州と提携して、信州の地から、地球上で問題となっている環境問題、食糧問題、エネルギー問題などを考えていこう。3年間で難関大に対応する学力と、それを超えたタフな人間力を付けようという壮大なプロジェクトです。

1年次の新入生セミナーに始まり、2年次の北園独自森林保全合宿、さらには8月の勉強合宿まで、信州の地で学びます。

森林保全合宿では、実際に森や山と触れ合い、森林保全の手伝いをしたり、北園高校OBの大学教授から環境保全の最新の知見に触れながら、環境問題の解決を考えていきます。

勉強合宿では、信州で4日間、英語と数学を少人数の習熟度別クラスでたっぷり学びます。「人生で一番勉強した」という生徒の声多数!大変だけど、思い出に残ります。面倒見が良い北園を象徴する一行事です。

これらの宿泊行事のほか、例年沖縄を訪れる修学旅行や、希望者による2週間もの北園独自のオーストラリア語学研修があります。

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↑旧制中学時代の時計台を受け継ぐデザインの北園高校校舎。都立高校としては珍しい食堂も完備しており、伝統校らしく設備は充実している。

日本で一番、第二外国語に力を入れている高校!?

北園高校のもう一つの伝統が語学教育。英語に力を入れているのはもちろん、ドイツ語、ロシア語、フランス語、中国語を学ぶことができるのが特徴です。

第二外国語を学ぶことができる高校は北園のほかにもあります。しかし大部分の高校は第二外国語といっても、1年間1単位程度の授業しかなく、軽く触れる程度にしか勉強はできません。

北園高校の第二外国語は、お遊びではありません。マジです。本気で学びます。普通の教科と同じように、3年間かけて、文法や読解までしっかりと教えてもらえます。日本広しといえども、普通科の高校で3年間たっぷり第二外国語を学べる学校はほとんどありません。北園高校は、日本一第二外国語教育に力を入れているといっても過言ではありません。

ドイツ語教育は高校としては国内最強の充実度!

第二外国語のなかでもドイツ語教育への力の入れようはすごいです。PASCHというドイツ外務省と提携した教育プログラムを実施。日本で指定されているのはわずか4校だけ。

希望者対象に、ドイツへ3週間の留学プログラムを実施しているほか、韓国でおこなわれる国際ドイツ語キャンプにも参加。国内外のドイツ主催の国際交流会にも生徒が多く参加しています。

ドイツ語スピーチコンテストでも入賞者を出すなど、国内のドイツ語教育者で知らない人はいないほど、北園高校は有名なのです。まさに、国内最強のドイツ語教育の名門校ってわけです。

高3では、英語の代わりに高度にドイツ語を学ぶ履修も可能です。ドイツ語を語学のメインで勉強する彼らを北園高校では独専(どくせん)と呼びます。独専の生徒の存在は北園ならでは。英語以外の語学の道もあるんですよね。

ドイツ語ばっかり勉強していたら、大学受験に不利では?と思う人がいるでしょう。でも、実はドイツ語で受験可能な大学は難関大学を中心に結構あるのです。例えば、国公立大学を目指すなら、センター試験で英語の代わりにドイツ語を受けられます。

実は、英語よりもドイツ語のほうが難易度的にはずっと簡単で、センター試験ドイツ語は英語でいう高校入試レベル。しっかり勉強すれば、英語受験よりもかなり有利なんです。これは、ドイツ語受験を可能としている私立大学も同じで、英語で受けるよりも有利と考えてください。

北園高校の生徒は毎年、ドイツ語受験する生徒がけっこういます。他の高校では考えられない受験ですよね。こういう受験にも対応しているところが北園高校の強み。そしてこれが、北園高校の国公立大実績躍進を支える一つの理由でもあるのです。

第二外国語について最後に。北園の卒業生に聞くと、「北園での第二外国語の出会いが人生を変えた」なんていう人が結構多いのです。北園で感化されて、大学の専攻を決めたり、将来の夢を持ったなんて話がよくあります。英語だけを学んでいては得られない素敵な出会いが、北園にいけばあるかもしれません。

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↑ドイツ留学の際の北園生のスナップ。高校在学時の留学経験は生涯の宝物になる。ドイツのみならず、世界中への留学の支援に北園高校はとても熱心。留学希望者にはおすすめだ。

生徒の自主性信頼の柊祭!ユニークで盛んな部活動!

北園高校は、長い歴史の中で、先生が生徒を最大限に信頼して、生徒の自主性に任せた学校運営が行われる文化が根付いています。部活動も行事も、なるべく生徒の自発的な活動でおこなわれるよう配慮されています。

行事では柊祭と呼ばれる文化祭の盛り上がりが知られています。各クラスが演劇、映画などの出し物をして争います。企画から運営まではすべて生徒がおこない、先生は一切口を出しません。北園高校の一つの伝統です。

部活動もとにかく個性豊か。フリーミュージック部という聞きなれない名前は、いわゆる軽音楽部のこと。部員数は120名を超え、都内有数の盛んさを誇ります。ストリートパフォーマンス部も北園で大人気の部。これはいわゆるダンス部で、年3回の大きな発表に向け日々練習を積んでいます。

ほかにも、地球科学部、アコースティックハーモニー部、理化学研究部、放送部、映像研究部、百人一首同好会、ジャグリング愛好会など、他校では見られない面白そうな文化部が目白押し。北園高校の、自由でユニークな校風を象徴しています。

国公立大は60名オーバーへ! 小山台や駒場と並ぶ勢い!

北園高校は、学校生活の充実度や評判が高く「華の都立3番手」などと称される、都立3番手校に属する進学校です。

23区内ではほかに、小山台高校、都立駒場高校、三田高校、都立城東高校、小松川高校、白鴎高校、墨田川高校、富士高校、大泉高校などが属しています。

北園高校のここ数年の大躍進によって、入学者偏差値も伸びていて、今中学3年生の世代が北園高校の3年生になるころには、国公立大学合格者数はさらに伸びて、60~70名以上出る屈指の進学校になること間違いないでしょう。都立3番手校の中でもトップクラスである小山台高校や駒場高校と同等になるまで躍進していきます。

2016年現在、高校受験生で小山台や駒場レベルの志望校を悩んでいる生徒には、北園高校を強くおすすめします。来年、再来年と偏差値もさらに上がるでしょから、今はいる方がお得でしょう。将来的には23区北部を代表する進学校になると思います。徹底したユニーク路線で支持を集める北園高校から、今年度も目を離せません。


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