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2016年度 進路希望調査から予想する神奈川県公立高校入試 [平成27年度]

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神奈川県教育委員会が12月1日、10月に公立中学区生を対象に実施した中学3年生の進路希望調査結果を公表しました。今年の神奈川県内の公立中学校3年生の生徒数は、前年度より約600人多い7万369人です。

県内の全日制公立高校の希望率は81.3%で、前年を0.1%下回る数値であり、ほぼ前年並みとなりました。新年度入試は4年目に突入し、安定化が進んでいます。県内外の全日制私立高校への進学希望率は、前年より0.6%上昇し10.3%です。県外私立高校への進学希望者は減ったものの、県内私立高校希望者が増える結果となりました。

 

※過去8年間の希望者数推移を示しています。前年比で△は増加、▼は減少、=は10名未満の変動です。

 

■最難関公立トップ4校

~翠嵐・柏陽が30名以上の志望者増 川和は昨年より倍率緩和期待か~

 

○横浜翠嵐高校 504→666→580→523→620→781→694→732 △

○湘南高校---- 534→506→571→418→854→735→773→781 =

○柏陽高校---- 485→523→424→296→451→521→514→556 △

○川和高校---- 641→682→689→474→771→723→804→708 ▼

 

全県模試、Wもぎで合格確実圏偏差値が70を超える最難関公立4校の状況から見てみましょう。横浜翠嵐高校は、安定した大学進学実績が評価されてか、前年よりも30名以上希望者を増やしました。東大合格者数で神奈川公立トップだった湘南高校も、わずかですが希望者を増やしています。横浜翠嵐高校と湘南高校は、東京学芸大学附属高校といった国立大附属を合格辞退しての入学も増えており、まだまだ大学進学実績は伸びそうです。柏陽高校も40名以上の希望者増加となりました。競合校の横浜サイエンスフロンティア高校が希望者数を大きく減らしていることから、理系志向の生徒が戻ってきた感があります。近年大学進学実績の躍進が著しい川和高校は、前年比100名の大幅減。昨年が多すぎたことを踏まえれば、正常範囲内に戻ったという感じです。それでも高倍率ですが、昨年よりは倍率緩和が期待できるのではないでしょうか。

 

■地域有力進学校 

 ~光陵、希望ヶ丘、鎌倉、大和、横須賀、相模原の6校が近年最多~

 ~実績不振&中高一貫校化で横浜サイエンスフロンティアの減少目立つ~

○神奈川総合高校- 318→324→334→540→367→442→432→417 ▼

○サイエンスフロンティア高校 437→409→333→354→444→447→498→408 ▼

○光陵高校------- 275→341→326→332→223→276→300→403 △

○横浜平沼高校--- 608→579→545→576→563→526→470→476 =

○希望ヶ丘高校--- 453→397→474→442→541→500→439→545 △

○横浜緑ヶ丘高校- 373→430→470→455→538→585→602→568 ▼

○多摩高校------- 382→488→400→257→424→440→532→525 =

○小田原高校----- 454→456→427→423→435→439→531→445 ▼

○茅ヶ崎北陵高校- 461→477→419→539→428→436→405→378 ▼

○鎌倉高校------- 486→455→418→435→620→518→501→661 △

○大和高校------- 471→414→410→470→490→494→478→559 △

○横須賀高校----- 391→376→385→375→381→392→405→407 =

○平塚江南高校--- 338→341→366→393→333→338→382→406 △

○相模原高校----- 362→355→347→412→413→389→443→477 △

○厚木高校----  403→495→465→471→497→585→513→507 =

 

横浜サイエンスフロンティア高校が大きく希望者数を減らしました。前年度の大学進学実績が良くなかったことに加えて、中高一貫校化の敬遠が見られます。全体的には上位校の希望者は増加傾向にあり、近年最多を更新した学校が、光陵高校、希望ヶ丘高校、鎌倉高校、大和高校、横須賀高校、相模原高校の6校もあります。人気校への集中が続いています。特に、鎌倉高校や大和高校はボーダーが大きく上がる恐れもあるので注意が必要でしょう。県央地域では、厚木高校でトップ層が離れている傾向にあり、県央のトップ層が湘南高校や川和高校に流出しています。

その他の学校では、市立橘高校が定員198名のところに希望者504名が集まり、倍率2.55倍の最高倍率となっています。新城高校、市立金沢高校、藤沢西高校も倍率が2倍を超えており、大激戦の入試になる恐れがあります。

一方で、倍率が1倍を下回る状況の公立高校が、白山高校、田奈高校、旭陵高校、瀬谷西高校、保土ケ谷高校、桜陽高校、永谷高校、市立南高校、釜利谷高校、 生田東高校、菅高校、麻生高校、上鶴間高校、城山高校、津久井高校、追浜高校、大楠高校、逗子高校、三浦臨海高校、西浜高校、寒川高校、二宮高校、平塚湘風高校、大井高校、厚木西高校、愛川高校、大和南高校、大和東高校、綾瀬西高校です。市立南高校が、中高一貫校化によって受験生が敬遠。高校募集の人気が低迷しています。これらの学校は今後、志望校変更による受験生の流入も置きそうです。

あくまでも10月時点での希望調査結果ですから、今後も希望者数や倍率は大きく動きます。受験生は過度に数字を意識せず、志望校に向かって頑張りましょう。

 


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